明けましておめでとうございます。
昨年は、本社があります東京都調布市でスポ−ツ祭東京2013の開閉会式が催され、全国からアスリ−トが集まってきました。そして2020年オリンピックに東京が決定しました。また富士山のユネスコ世界文化遺産や和食の無形文化遺産も決まり、経済環境も好転の兆しも見え始めるなど明るい話題がありました。一方、東日本大震災の影響も残っており、良い影響が復興を大きく進められることにつながればと思います。
私たちの米を取り巻く環境は、まだまだ将来への不安もあり、消費が中々上向いていかないのが現状です。米穀業界は、3年続けて平年作以上になりましたが、米価が上がり、消費の減退を招いてしまいました。25年産米も平年作となり、米は、余剰気味となり、米価も下落しましたが、一旦落ちた消費が上向くことはなさそうです。
このような環境の中でも、山田屋本店は、美味しいお米を届ける、食べていただくことで「社会への貢献」と関わりあう皆様に対して「感謝の気持ち」を持って事業を進めて参ります。そして米の流通業者として生産者とともに、正しい情報をお客様に伝え、お米とともに安心安全をお届けして参ります。
『和食』が無形文化遺産に登録され、その中心にある『米』を私たちは、その良さを広く、多くの人に伝えていくことが米の専門店の役割ではないかと考えます。私たちは、このような気持ちを持って心機一転、事業に取り組んで参ります。
これからも生活者の視点に立った新しい形の米の専門店を目指して参りますのでより一層のご指導をいただきますようにお願い申し上げます。
平成26年1月
代表取締役社長 秋沢 淳雄
|